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2023.01.12

3D開発室が発足しました!

みなさま、こんにちは。Craft Egg広報です。

2022年の5月、Craft Eggに新たに「3D開発室」という組織が発足しました。Craft Eggで3D開発に関わる専門組織が発足するのはこれが初めてのこと。そこで今回は発足から半年が経った3D開発室を支える3人のリーダーに、チームの現在のミッションと今後の展望について聞きました。

(左から佐竹、稲村、稲荷)

―まずは、「3D開発室」のミッションを教えてください。

(稲村)
現在Craft Eggが開発・運用している「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」(以下、ガルパ)は一部のミュージック・ビデオなどを除いて2Dで開発しているゲームです。それが今年3月に迎える6周年の超大型アップデートで、3Dの要素が大幅に追加されることになっています。

まずはその「ガルパ」6周年でお客さまに届けるアウトプット、とりわけ3Dの部分のクオリティアップに全力を尽くすことが我々3D開発室のミッションです。

ただ、「3D開発室」は「ガルパ」開発チーム内のセクションではなく、Craft Egg全体の横断組織となっています。つまり「ガルパ」の3Dに留まらず、Craft Eggが今後新たに開発するタイトルにおいて3D開発の面で貢献し「3Dを新たなCraft Eggの競争力にする」ことが求められています。


―「3D開発室」の組織構成を教えてください。

(稲村)
「3D開発室」はエンジニアとクリエイターの2つの職種で構成されています。今日同席している佐竹がエンジニア側のリーダーで、稲荷がクリエイター側のリーダーです。そして私は「3D開発室」全体を見ています。

3D開発の経験を積んだ心強い仲間が集まってくれています。

ー現在はどういったことに力を入れて取り組んでいるのでしょうか。

(稲荷)
「ガルパ」の3Dモデルの制作は、「3D開発室」が立ち上がる前から外部の会社にも協力いただいていたので、まずはその制作物の監修に我々がしっかり入って、クオリティを上げています。

また、Craft Eggはこれまで2Dでの開発がメインだったので、社内でもコンスタントに3Dを開発していけるような環境を整えることにも取り組んでいます。

これまで2Dとして大事にしてきたものを引き継ぎつつ、お客さまが求めているものを3Dとしてどう届けるかというところに向き合い続ける日々です。長い歴史があるからこそ、単にリッチにするだけではダメなんですよね。

(佐竹)
エンジニアチームでは特にモーションをブラッシュアップ中です。「ガルパ」のメンバーはそれぞれ身長や動き方の特徴が異なるので、その個性も込みでどうモーションを正確に画面に出力するかというところに試行錯誤しながら挑んでいます。

キャラクターが可愛く見えて、3Dとしてのクオリティも高く、でもリズムゲームとしての体感を邪魔しない、というように「大切にしたいこと」が複数ある状態なので、そこのバランスをとるのはやはり簡単ではありません。

例えば、これまでの衣装は3D化する前提でデザインされていなかったので、実際に3Dでつくるとなると難しいものがあります。そのため3Dの開発を始めるにあたって、3D以外の部分の制作フローも変更する必要がありました。

(稲荷)
社内にはこれまで3D制作を経験したことがないメンバーもいるので「こういうパーツはこういう理由で3Dモデルにするのが難しい」といった3D制作に関する知見は丁寧に伝えていく必要がありますよね。そういった点では、我々3D開発室だけで3Dを作っているわけではなく、「ガルパ」チーム全体が3Dの導入に際して新しいチャレンジをしているという空気を感じます。

(稲村)
「3D開発室」の立ち上げから数か月間は、ただただ3Dのクオリティを上げることに専念してきましたが、ここ最近は「何をCraft Eggの3Dの強みとするか」という議論も始めました。

やはりCraft Eggの強みは「キャラクターコンテンツ」です。3D開発室だけでなく、会社全体として「いかにキャラクターを魅力的にみせるか」というところを、改めて大切にしていこうという熱が高まっているように思います。その一端である3Dに、我々が責任をもって向き合っていきたいと考えています。


ー「3D開発室」の中長期ビジョンがあれば教えてください。

(佐竹)
まずは「ガルパ」6周年に集中ですが、ゆくゆくは複数のプロジェクトを経て3Dの完成度を上げていきたいですね。色々なジャンルの3Dゲームにもチャレンジしていくことで、「ガルパの3D表現」から「Craft Eggの3D表現」になっていくのかなと思っています。

(稲荷)
私個人的には、やはりCraft Eggの強みである「キャラクターコンテンツ」という土俵の上で勝負したいなと思っています。「キャラクターを魅力的にみせる」という目的があった上で、そこに必要な技術をのせていった結果、それが唯一無二の3D表現になっていたという状態が理想的なのかなと。

(佐竹)
クオリティはもちろん、オリジナリティも追究していきたいですよね。

(稲村)
「3D開発室」は会社の横断組織ではありますが、ただ近い職種の人が集まっただけの組織にはしたくないなと思っています。今後増えていくであろうそれぞれのプロジェクトで、それぞれのメンバーがプロフェッショナル性を発揮しながらも、「3D開発室」としては全員でひとつのミッションを追っていきたい。

今年3月、「ガルパ」の6周年を皮切りに我々のアウトプットがお客さまの手に届いて「Craft Eggはこういうことがしたいんだ」「これがCraft Eggらしさだね」というのを感じていただけると嬉しいですし、自分たちもそこでやってきたことの手ごたえを感じられるといいなと思っています。

まだ発展途上ではありますが、3Dの開発組織をつくっていく過程を経験できることもなかなかないので、メンバーと一緒に楽しみながら「Craft Eggの3D」を追究していきたいと思います。「ガルパ」が6周年を迎えた際にはぜひ3Dにも注目していただけたら嬉しいです!




今年3月の「ガルパ」超大型アップデートに向けて鋭意ブラッシュアップ中の3D開発室。これまで2Dでキャラクターの魅力を表現してきた「ガルパ」は、3Dの追加でどう変化していくのでしょうか。ぜひ6周年を楽しみにお待ちください!



Craft Egg広報




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