PROJECT STORY

#07

2022年中途入社メンバー対談「入社後半年間で感じたこと、やったこと」

2022年にCraft Eggへ入社した重谷と林。二人は2022年下半期の表彰式でそれぞれ「ベストスタッフ賞」と「ベストスタート賞」を受賞しました。入社から半年経たないうちに成果を残した二人は、どういったきっかけでCraft Eggに入社し、どんなことを考えながら入社後の半年を過ごしていたのでしょうか。中途入社メンバーの活躍の裏側に迫りました。

MEMBER

「ユーザーファーストな会社」と紹介されたのがCraft Eggだった

これまでの経歴を教えてください。

重谷

新卒でシステム開発会社に入社し、そこで15年間、システムエンジニアやプロジェクトマネージャーを務めた後、2022年の4月にCraft Eggに入社しました。ですのでCraft Eggが2社目となります。

私はゲームに関わるお仕事は2社前の広告代理店からで、それより前は出版業界に勤めていました。前職で初めてゲーム開発会社に入り、スマートフォンゲームのプロモーションを約4年間担当した後、2022年の3月にCraft Eggに入社しました。

重谷

Craft Eggではほぼ同期ですね。

Craft Eggに入社したきっかけを教えてください。

前職では主にIPのプロモーションを担当していたのですが、ゼロから企画したIPだったので、それはもう愛着がすごかったんですね。その分やりがいはあったのですが、長く担当しているとその愛着が間違った方向にいってしまうのではないか、エゴなんじゃないかと怖くなることもありました。作品への愛が強すぎるあまり、当時は上司に噛みついてしまうこともあって。

それでも約4年間担当して、自分の中にやり切ったという感じがもてたのと、プロジェクト的にもキリがいいタイミングが重なったということもあり、新しい方に引き継ぐことにしました。やはり同じ担当が持ち続けるとマンネリ化してしまう面もあるので、プロジェクトのためにも良い決断だったと思います。

Craft Eggとの出会いは転職エージェントからの紹介でした。お客さまを大事にしている会社で働きたいという思いを担当者に伝えたところ「Craft Eggさんは『ユーザーファースト』な会社ですよ」とオススメされたんです。

面接官が今の上司と先輩だったのですが、雰囲気も良かったですし、私に求めていることもとても明確に話してくれて、一緒に働くイメージがもてました。他にも複数社選考を受けていましたが、最終面接で社長と話して直観的に「ここに行きたい」と思い入社を決めました。

重谷

私の場合は、学生時代からの友人がCraft Eggにいまして。直接的に誘いを受けることはなかったのですが、以前から話を聞いていて「いい会社なんだろうな」と思っていました。

その友人が関わっていることもあり「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」(以下「ガルパ」)を遊んでみたら、どっぷりハマってしまったんですね(笑)。

「ガルパ」のシナリオって、社会人にとっても学ぶことが多いんです。当時は前職でプロジェクトマネジメントをしていましたが、仕事で悩んだときにどう考えたらいいのか、どう行動すべきなのか、たくさん「ガルパ」のキャラクターたちに教えてもらいました。大事な日の通勤時に「ガルパ」の曲を聴いて自分を奮い立たせることもありました。

サイバーエージェントのパーパスに「新しい力とインターネットで日本の閉塞感を打破する」とありますが、転職を考え始めた頃は自分もなんだか社会に対して漠然とした閉塞感を感じていて。前職が社会の仕組みに働きかける事業だとしたら、次は人の考え方や生き方を変え、人々の人生をより豊かにするような仕事につきたいと思い、意を決してCraft Eggの門を叩くことになりました。

やはり自分自身が「ガルパ」に影響を受けていたり、励まされたりしていたのは大きかったですね。

会社の文化全体にエンタメ性を感じる

Craft Eggに入社して、それまでいた環境と違う点などはありましたか?

重谷

一番違いを感じた点としては、やはりこれまでいた業界がお堅めだったこともありますが、ことにつけてエンタメ性があるということです。

例えば半期ごとに掲げるスローガン。今半期も「大一番」というスローガンの下、目標達成に向けてキャンペーンが開催されていますが、キャンペーン啓蒙のポスターやzoom背景など、みんなが楽しんで参加できるような工夫がすごいんですよ。

Craft Eggに入社してから、自分は本当の意味で「エンタメ」を分かっていなかったんだなと思いました。ゲームとかアニメとかそういった「モノ」を表すのではなくて「人の心に残るような体験を提供する」ことなんだなと。とにかく会社の文化全体にエンタメ性を感じて、驚きました。

私は以前から「ガルパ」のプロモーションを業界でもトップレベルだと思っていて、前職でプロモーションを企画する際にもよく参考にしていました。度々Twitterのトレンドにも入っていますし、お客さまの反応も温かいですからね。

入社してその理由が少し分かった気がしているのですが、とにかくみんな「ずっと考えている」んです。

過去に働いていた会社の社長に「何事も全部妄想しろ」とよく言われていたのですが、「ガルパ」のチームのみんなを見て「こういうことか」と思いました。

前職では忙しさに追われて、施策をリリースした後に「あれはもっとこう考えればよかったな」ということも少なくありませんでしたが、今のチームメンバーはギリギリまでツイートの一文字にまでこだわり抜いています。

それに、そうして誰かが粘って粘って考えているときに、他のチームの人たちも「早くしてよ」とならずに一緒になって考えてくれるんですよね。

重谷

分かります!とにかくコミュニケーションが気持ちいい会社ですよね。「ユーザーファースト」をはじめとした大切にしている文化があって、それがきちんと浸透しているし、その文化に共感した仲間が集まっているんだろうなと感じます。

リアルでもリモートでも「聞き耳をたてる」

お二人は2021年下半期の表彰式でそれぞれ「ベストスタート賞」と「ベストスタッフ賞」を受賞されましたね。入社から半年ほどしか経っていなかったと思いますが、成果を残すために何か意識されていたことなどありますか?

重谷

これは前職でも何十人、何百人規模のプロジェクトを経験したからこそ意識していることですが「すべてのことを知ろうと思わないこと」です。「広くある程度のことは知っている」という状態は大切だと思いつつ、より重要なのは「その分野について詳しいのは誰か」ということを知ること。

例えばプロジェクトの重要な局面で予期せぬ問題が生じてしまったとき、プロジェクトマネージャーに求められるのは、協力してもらうべき人に協力を頼んで、一刻も早く問題を解決する動きです。なので、入社した後はとにかく質問したり、交流会に顔を出したりして「誰が何を知っているのか」ということを理解することに務めました。

また、入社して1か月経った頃からは「いかに先輩プロジェクトマネージャーの仕事を引き取っていくか」ということを常に考えていましたね。やはり先輩にはより重要なことに頭と時間を使ってほしいですから。「ベストスタッフ賞」は、そういった動きを評価していただいたものだと思っています。

私は「半年で何かしらの成果を出す」ということだけは自分の中で決めていました。比較的チームの中でもプロモーションプランナーとしての経歴が長い方なので、みんなが経験したことのないことやプロジェクトとしても前例がないことは、私が率先してやっていこうと思っていました。

その代表的な施策が「ガルパホロライブカップ」です。「ガルパ」としては前例がない施策だったので、内容も進め方もいちから決めていく必要があったのですが、不思議と「これに似たことやったことあるな」とか「あれとこれを組み合わせればいけるな」と思うことが多くて。これまでやってきたすべての経験が今の仕事にも繋がっていることを実感しました。

あとはとにかくチームメンバーの負担を減らすために、日頃から聞き耳を立てるようにしていました(笑)。まわりの人が話していることを聞いて「今こんなことが起きてるんだな」とか「こういう問題が生じてるんだな」と把握していれば、「林さん実は相談があって」と声をかけられたときにすぐ「まかせて、アレですよね!」と言えるじゃないですか。

重谷

すごい心強いですね!

「聞き耳をたてる」は、僕も心がけてます。オフィスではもちろんですが、「聞き耳をたてる」のリモート版が「チャットをのぞく」なのかなと思っていて。先ほど言ったように「誰が何を知っているのか」や「どういう人がどういう仕事をしていて、どういうコミュニケーションをとっているのか」ということを知るために、自分に直接的に関係のないチャットでもなるべくのぞくようにしていました。

「聞き耳をたてる」のリモート版が「チャットをのぞく」、確かにそうですね。私もよくやっています。入社間もない頃は特に情報のキャッチアップが大事ですもんね。

「届ける」ために、やるべきこと

これからCraft Eggで挑戦したいことはなんですか?

プロモーションチームのチーム力を引っ張り上げるような存在になっていきたいです。

例えば一つのタイトルをひとりで持った経験がないメンバーでも、自分で「私は1タイトル持てる」と思えているかどうかって、結構大きな違いだと思うんです。そう思えているメンバーが集まれば、実際にひとりで持たなくても、チームとしてより良いプロモーションができるのではないでしょうか。

そのために自分ができることは、それぞれがプロモーションプランナーとして一つ上のレベルへ成長する道筋が見えている状態にすることだと思います。プロモーションプランナーとしてのそれぞれの課題や得意なところを明確にした上で、課題をどう解決し、得意なところをどう伸ばすのか。みんなと一緒に考えつつ、自分がそのよいお手本となれるようにCraft Eggで成長していきたいです。

重谷

私は入社してから今まで6周年をお客さまに無事に届けるために頑張ってきたので、まずは今年の3月に全力を注ぎます。

「ガルパ」は自分の人生にも大きな影響を与えてくれたコンテンツなので、より多くの方に届けたいですし、中長期的には「ガルパ」にとどまらず「世界を笑顔にするコンテンツ」を文字通り世界中へ届けていきたいです。

一方で「届ける」ということをもっと深く理解しないといけないとも思っていて、社内のマーケティングに関する読書会や勉強会には積極的に参加させてもらっているところです。

重谷さん、有志で行ったマーケティングの社内テストで1位とってましたよね!

重谷

ペーパーテストはできたのですが、実務経験はまだまだなので...。入社時期もほぼ同じですし、同期としてマーケティングのことも色々教えてください!