「やってみる」マインドで成し遂げた「なんでも屋さん」からの卒業
2019年入社
地元のメーカーに10年間総務として勤めた後、2019年にCraft Eggへ入社。経理と法務を担当しながら、活性化委員会の委員長として組織の活性化にも貢献。
「なんでも屋さん」じゃない自分の仕事がつかめるかもしれない
Craft Eggに入社したきっかけを教えてください
Craft Eggに入社する前は、新卒からずっと愛知県の地元メーカーに総務として勤めていました。入社から10年経った頃、なんとなくその先の自分の人生プランについて考える時間が増えました。やはり同じところに長く勤めていたので「仕事で新しいチャレンジをしたい」という思いが強くなっていたんです。
そんなとき、以前一緒に働いていた方がCraft Eggで働いていることを知り、話を聞いているうちに自分も働いてみたいと思うようになりました。業界も未経験で不安もありましたが「社風もいいし、やりたいことにもチャレンジさせてもらえますよ」と聞いて、「飛び込んでみよう!」と心を決めました。
ただ、面接してくださった当時の役員のお二人は「今までのキャリアを活かせないかも」と心配してくださっていたようです。決意が固まっている私に対しても、入社後にギャップが生じないようにと再度お話しする機会をくださり、「正直ここまで真剣に考えてくださるんだ」と驚きました。それまで総務は会社の「なんでも屋さん」だと思っていたのですが「この会社なら『なんでも屋さん』じゃない自分の仕事がつかめるかもしれない」と、さらに決意を固めました。
現在の仕事内容を教えてください
現在はコーポレート本部のコーポレート推進室というところで、経理と法務を担当しています。コーポレート推進室は、Craft Eggのメンバーが働きやすく、不便のない環境をつくることを目指しています。会社の数字まわりや契約まわりでトラブルのないよう、請求書や契約書を入念にチェックするのはもちろんのこと、漏れや不要な手間が生じないように日々の業務の効率化も意識しています。
また、2022年からは組織開発委員会という組織に所属していて、その中の活性化委員会で委員長をやらせてもらっています。会社を盛り上げたり、メンバー同士の交流を深めたりするような施策を企画し、メンバーがいきいきと働ける環境づくりをしています。昨年新しくできた福利厚生制度「ワクたま」も、その活動の中で生まれたものです。
参考記事:
Craft Eggの新しい福利厚生制度「ワクたま」とは?

会社の未来を考えて、自分がやるべきことを「やってみる」
Craft Eggで働いて自分の中で変化を感じたことはありますか?
経理や法務、そして活性化まで、色々なことを任せてもらったことによって、会社の未来を自分事として考えられるようになりました。前職では「目の前で起きていることに対してどうするか」を考えることしかできていなかったなと、今となっては思います。
会社の未来に対して「今よりもっといい会社になってるといいな」とか「会社が成長してるといいな」と思うと、「だったら自分には今何ができるかな」と考えた上で仕事をするようになり、ますますやりがいも感じるようになりました。
お仕事をする上で大事にしていることを教えてください
お金まわりや契約まわりの話って、苦手な人の方が多いんですよね(笑)。とはいえ会社としてきちんとしなくてはいけないところなので、ダメなものには遠慮せず「ダメ!」と言わなければいけません。だからこそただの嫌われ役にならないように、普段から前向きなコミュニケーションで話しやすい雰囲気づくりをしたり、活性化施策を通して積極的にみんなと交流したりしています。
あとは「とりあえずなんでもやってみること」です。最初に言ったような「なんでも屋さん」と違うのは、受け身でできることをただやっていくのではなくて「自分で手を挙げてチャレンジしてみる」ということ。今一緒に働いているメンバーや上司は「まいさんらしく進めていいよ」と信頼して預けてくれますし、コーポレート「推進室」という名前も、「やってみる」という自分の働き方を肯定してくれる感じがしてとても気に入っています。

「やってみる」マインドを鍛えてくれた「コネクト推進室の存在」
長谷川さんといえば「コネクト推進室」としての活動も印象的でした。2年の活動を振り返って何か感じることはありますか?
「コネクト推進室」は、コロナ禍でリモートワークが導入された際に「こんなときこそ人と人とのつながりを大切にしよう」という思いから生まれた組織でした。そのときはまだ不慣れだったオンライン中心のコミュニケーション環境で、環境に関わらずみんなが参加し楽しめるような企画を考え「オンラインシャッフルランチ」をはじめとする様々な施策を行いました。
2年間の「コネクト推進室」の活動を通して感じることは「だいぶ心が鍛えられたな」ということでしょうか(笑)。というのも、活性化の施策は、やった後に必ず参加者にアンケートをとって満足度や改善点などを聞くようにしているんです。自分の仕事の成果についてアンケートで回答してもらうことって、普通はあまりないですよね。なので、実施する前は「みんな参加してくれるかな」とか「本当に喜んでくれるのかな」と毎回ドキドキしていました。でも「楽しかったです、また開催してください!」といった声を頂けることの方が多く、苦労が報われました。元々は緊張しやすい性格だったのですが、温かくて協力的な「コネクト推進室」のメンバーのサポートと、2年間様々な施策の企画と旗振りをそれこそ「やってみて」、今は多少のことではドキドキしなくなりました。
「コネクト推進室」の活動がひと段落した今も、そこで得たみんなとの信頼関係とマインドが経理や法務の仕事にも役立ってることを実感していて、当時入社して間もなかった自分に重要なミッションを任せてくれたことに感謝しています。
参考記事:
「リモートでも人と人とのつながりをつくる。深める。」コネクト推進室の活動とは?


経営からアドバイスを求められるような存在へ
これからCraft Eggで挑戦したいことはなんですか?
経営管理として現場からも経営からもより信頼される存在になっていきたいです。今は「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」の数字まわりを見ていますが、コンテンツの内容や運営のスタイルによって数字まわりの動きも異なってくると思うので、そういった肌感を育てていきたいなと思っています。
その点、自社内だけでは分からないことはサイバーエージェントの経営管理の方が教えてくださるので、恵まれた環境ですね。これからも「とりあえずなんでもやってみる」というフットワークの軽さを大切にして、分からないことはどんどん聞いて吸収して、経営からアドバイスを求められるような頼れる経営管理を目指したいです!
