PEOPLE

メンバーそれぞれの「やりたい!」と事業成果の架け橋になる

#マネージャー
イラストチームマネージャー
北村カルティニ

2019年入社

複数のゲーム会社にてプランナー、イラストの制作進行管理などを経験した後、Craft Eggに入社。「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」のイラスト制作進行管理を担当。2022年5月より同チームのマネージャーを務める。

役割の幅が広がるイメージを持てたことにより「出戻り入社」を決意

ゲーム業界を志した理由を教えてください

高校生の頃、何気なく見ていた動画配信サービスで、ある女性向けゲームのオープニング動画と出会ったことがきっかけです。それまではゲームというものをほとんどやったことがなかったのですが、美麗なイラストと主題歌、演出など、すべての要素が一体となった儚い世界観の表現に「なんだこのクリエイティビティは!」と圧倒されました。

感動冷めやらぬうちにそのゲームを買いに行き、時間を忘れて夢中で遊びました。そしていつからか「ゲームで遊ぶだけでなく、ゲームをつくる側の人間になりたい」と思うようになりました。

その後、専門学校で主にゲームの企画について学びました。他の職種の仲間たちと一緒に「つくりたいゲームを、つくりたいようにつくる」時間はとても楽しく、今でも色濃く記憶に残っています。

Craft Eggに入社したきっかけを教えてください

自分で望んで入ったゲーム業界でしたが、当時は私も未熟で、職場の人とよい関係を築いたり、文化に馴染んだりすることがうまくできず、何度か転職を繰り返していました。「もしかしたら、ゲームが好きだからこそ色々と求めすぎてしまうのかも」と思い、ゲーム業界を離れたこともあります。

しかし、何か心にしこりのようなものが残ったまま。悩んだ末に立ち返ったのが、オープニング動画に圧倒された原体験です。「ゲームが好き」という気持ちと同等かそれ以上に「クリエイティブが好き」という気持ちがあることに気づき、「クリエイティブの制作により深く関わってみたい」と思い至りました。そんなときにちょうど出会えたのが、Craft Eggのシナリオ制作進行の募集だったんです。

実は私はその後、当初任された役割をやりきったと思えたタイミングで、一度Craft Eggを退職しています。しかし、退職後もCraft Eggの仲間とは定期的に連絡をとっていて。あるとき一緒に食事をした際に、その当時いた環境での悩みや、今後挑戦したいことなどを話したら「それなら戻ってこない?」と声をかけてもらいました。人や環境が良いことは分かっていましたし、上長になる方と話すなかで、ただ戻るだけではなく役割の幅が広がるイメージを持てたことが、再び入社する決め手となりました。

「モヤモヤを抱えるくらいなら自分がやった方がいい」とリーダーに立候補

現在の仕事内容を教えてください

現在は、「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」(以下、ガルパ)のイラストチームのマネジメントを担当しています。チームメンバーみんながイラストの制作に集中できるように、制作フローの決定や整備のほか、メンバーそれぞれのコンディションを把握するための面談などを行っています。

「何をやるのか、やらないのか」を決定したり、メンバーが困っていることを察知して整えたりする、いわば問題解決係ですね。

ちなみに私はイラストレーターではないため、アートディレクターは社内に別途いて、その方がイラストとしてのクオリティを見てくれています。そこはうまく役割分担できているのかなと思っています。

以前からマネジメントに興味を持っていたのでしょうか?

いえ、マネジメントをやることは当初は想像していなかったです(笑)。漠然と自分はマネジメント向きではないと思っていました。

でもイラストを含むクリエイティブまわり全般の進行管理をするうちに、プロジェクトのフェーズの変化や、プロジェクトマネージャーの多忙などの理由により、人数の多いイラストチームのマネジメントまで手が回っていないことに気づいて。

仲間が何かに困ってたり、自分が何かに対してモヤモヤを抱えたりするくらいなら、自分でやってしまった方がいいと、恐る恐るリーダーに立候補しました。ただ、イラストが描けない私に任せてもらえると決まったときは、自分で申し出ておきながら驚きましたね(笑)。

今年の春にリーダーからマネージャーとなり、現在もマネジメントに関しては修行中の身です。少し意識が変わったこととしては、以前は何か課題があると「私が解決しなきゃ」と考えていましたが、今は逆に「全部自分で解決しようとしなくていいんだ」と思えるようになったこと。社内の先輩マネージャーたちの言動をそばで見ていて、色々な人に手や知恵を借りながら、課題の本質を見極めたり、誰がどう動くべきか決めたりすることが大切なんだと学びました。

大切なのはメンバーを深く知ること。そして自由にやっていい範囲を示すこと。

北村さんは、前回の半期表彰式で新設された「ベストリーダー」賞を受賞されていましたね。チームの状態を良好に保つために意識していることがあれば教えてください。

「ガルパ」のイラストチームは社内だけでも20人ほどが在籍していて、他チームと比較するとかなり大所帯です。でも、だからこそ「一人ひとりと向き合うこと」を常に意識しています。

せっかく数ある会社の中からCraft Eggを選び、働いてくれているので、メンバーにとって良い時間、良い経験にしたい。なので、まずは一人ひとりとしっかり向き合い、それぞれの得意なことややりたいこと、個性、大事にしたいことなどを理解するよう努めます。

ちなみに、決してメンバーたちを甘やかしているわけではないです(笑)。

会社やプロジェクトの方針や意向もあるので、それから逸れないようにしながらも、できるだけ個人がやりたいことも叶えられるように繋げ方を考えていく、という感じでしょうか。そして「この範囲では自由にやっていいよ」をきちんと示してあげて、その中で自由にやってもらう分には、メンバーに責任を求めないということも大切です。方針を決めているのは自分ですからね。

それで万が一何かハプニングが起きたとしても「なんとかなるし、なんとかする」という気持ちでいるようにしています。マネージャーである自分が慌ててしまうと、それがメンバーみんなにも伝わっていきます。なので、いかなるときも表面上はどっしり構えている。表面上は、なんですけどね(笑)。

また、仕事をする上での不安や嫌な気持ちはないに越したことはないので、そういうネガティブな気持ちも言いやすい関係づくりを目指してます。特に面談の時間は大事にしていて、しっかり向き合ってお話ししたいし、中途半端にしたくないので、私自身のコンディションが悪いときはリスケをお願いすることもあります。そういうときに受け入れてくれるチームの皆さんには、本当に感謝しています。

「年齢なんて関係ない」と挑戦する姿勢で示していきたい

これからCraft Eggで挑戦したいことはなんですか?

あえて正直に言葉にするとしたら、「挑戦したいことを見つけること」です。手持ちのカードの中から私にできること、できそうなことを選ぶのではなく「これをしたい!」ということを見つけて、それに向かって猪突猛進したい。

今私は30代で、Craft Eggには自分より若くて優秀な子たちもたくさんいますが、これから先も「年齢なんて関係ないぞ!」という心持ちを行動で示していきたいです。

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井口 哲徳
デザインチームリーダー
To
北村 カルティニ
イラストチームマネージャー

とてもフレンドリーで相談しやすい北村さん。人数の多いイラストチームでもメンバー一人ひとりと向き合ってうまく取りまとめていて、同じクリエイティブ系のチームを率いる立場の人間として、学ぶ機会が多いです!高品質なイラストをお客さまに届けるために環境を整えたり、アイデアを出したり、あれやこれやと力を尽くして、チームのアウトプットのクオリティ維持に貢献されています。これからもさらなる高みを目指して、一緒に頑張っていきましょう!

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